不動産の売却をお考えの方は、ご自分の家がいくらくらいで売れるのか、一番気になることですよね。 売却を考えられたら、まず、不動産会社に査定の依頼をされると思います。 査定を依頼したら、どんなことを聞かれるのか、気になる方もいらっしゃると思います。 そんな方のために、査定を依頼するときに、用意しておいてほしいものについて説明します。
査定には、簡易査定と訪問査定があります。 それぞれについて、説明していきます。
簡易査定
概算の査定額が知りたいというときは、簡易査定を依頼してください。
簡易査定では、現地調査や役所の調査はしません。 近隣の事例や路線価、建物の減価率から、概算の査定額を出しています。 お電話でも結構ですので、お気軽にお申しつけください。 通常2・3日以内には査定額をお答え致します。
お伺いさせていただく内容 1.お客様のお名前と住所、連絡先 2.物件の種類(土地・戸建て・マンション・賃貸アパートなど) 3.物件の所在地 4.物件の所有者様 5.敷地面積と建物面積 6.建物について (構造、間取り、築年数、建築会社、リフォーム履歴など) 以上について、わかる範囲で教えてください。
1から5については、固定資産税納付書に記載があります。 これを手元に用意してお電話くださればスムーズですので、ご準備、宜しくお願いします。
訪問査定
訪問査定は、実際に不動産の状況を見させていただき、役所調査も致しますので、精度の高いものとなります。 そのためには、物件についてもう少し詳しくお伺いさせていただきます。 ご来店いただける場合は、以下の物で手元にあるものをご持参ください。
1.物件の登記簿謄本 2.公図・測量図など 3.購入時の不動産資料 4.建築確認書 5.固定資産税通知書 6.ローンがあれば内容のわかるもの(償還表など) 7.ご来店される方の身分証明書
上記の資料のうち、あるものだけで結構ですので持ってきてください。権利書・識別情報などは後日確認させて頂きます。 謄本や公図などなければ当方で取得しますが、少し時間がかかることをご了承ください。
また、以下のこともお伺いさせていただきます。 ・リフォーム履歴や建物の現在の状況 ・売却理由(相続・買い替え・転勤・ローン支払いが厳しいなど) ・売却希望時期 ・物件についてお聞きしておいた方が良いこと (例えば、井戸がある、部屋で亡くなった方がいるなど)
以上のヒアリングをさせて頂き、接道状況などを調べた上で、建物のある場合は訪問して内部を見せていただきます。 このような調査が終わりましたら、査定書をお作りします。 通常、1週間程度日にちを頂いております。
査定を依頼されるときの注意点
・物件の状況については、不利だと思われることも含めて、正直にお伝えください。 できるだけ精度の高い査定額を算出するためです。
・売却理由についても正直にお話頂けたら有難いです。
・査定額は、売れる可能性が高いと判断した金額であり、必ずしも売れる金額ではないことをご了承ください。
・査定額通りで売り出さないといけないというものではありません。 参考にしていただいて、最終的には売主様に決めて頂きます。
まとめ
無料査定の方法として、簡易査定と訪問査定があります。 査定額の概算が知りたいときは簡易査定。2・3日以内にお知らせします。
精度の高い査定額をお知りになりたい時は訪問査定。査定結果が出るまでに1週間程頂戴しております。
物件のことが分かる資料(謄本や権利書・購入した時の書類など)を準備して、お電話ください。 資料が見つからない時は、固定資産税納付書だけは用意してください。
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